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Blenderのベンチマークをしてみた

Blenderのベンチマークをしてみました。

ベンチマークツールは Blender open data のものです。

PCはIvy世代に組み立てたものです。当時はまずまずの性能でしたが、今となってはノートPCでもこれより良い性能のものがあったりします。

CPU

Intel Core i7 3770

RAM

DDR3-1333 8GB

SSD

SATA 240GB

GPU

nVidia GeForce GTX1060 6GB

一応、BlenderもAftreEffectsも起動します。AfterEffectsは一応動くけど、メモリが少なすぎて厳しい。 ゲームも、Cities Skylinesくらいなら普通に動きます。

Blender open data からダウンロードしたベンチマークアプリを実行すると、bmw27とclassroomという2種類のプロジェクトのレンダリングが実行されます。その実行時間で性能を比較するわけです。

レンダリングにはCPUを使うかGPUを使うか選択できます。今回は両方試してみました。

目次

  1. CPU編
  2. GPU編

CPU編

レンダリングをCPUで行います。一応4コア8スレッドのCPUです。CineBench R15で600cbくらいなので、8世代core i3とかRyzen 5くらいでしょうか。

なおベンチマークサイトではAMD EPYC 7551 32coreが108秒という記録を出しています。すごいな、32コア。

こちらのサイト にcore i7 5820KとRyzen 7 1800Xの結果がありましたので、引用させていただきます。

CPU

bmw27

classroom

Ryzen 7 1800X

03:16:77

09:46.12

8コア16スレッド

core i7 5820K

05:04:43

15:58.06

6コア12スレッド

core i7 3770

12:35.58

42:45.61

4コア8スレッド

i7 5820Kの動作周波数が最大3.6GHzでi7 8700が最大4.6GHzなので、その比率をかければおおよその性能がわかります。

i7 3770はRyzen7の半分くらいの性能かと思っていたのですが、実際は1/4でした。すごいな。

GPU編

GPUはGTX1060 6GBなので、そこそこです。ゲームができるミドルクラスのGPUというレベルのものです。

CPU編と同様に こちらのサイト から結果を一部引用させていただきます。

GPU

bmw27

classroom

GeForce GTX1080Ti

01:14:21

02:54.15

Radeon RX Vega 64

01:41.20

03:16.09

GeForce GTX1060 6GB

04:08:53

11:51.82

やっぱりGTX1080Tiは速いですねえ。GTX1060に比べてコア数がおよそ3倍、メモリクロックがおよそ1.4倍ですからね。

あれ?

Blenderに関しては、Ryzen7 2700Xとかcore i7 8700KとかにしたらGTX1060を使う意味ってあるのかな? メモリの転送速度が速くなるから、GPUの速度も多少上がると思うけど。

公開日

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