Pythonで画像をトリミングする(Pillow編)

PythonのPillow(PIL)モジュールを使って、画像をトリミング(クロップ・切り抜き)します。

目次

  1. トリミング(クロップ)する方法
  2. トリミング(クロップ)の実施例

トリミング(クロップ)する方法

画像の一部を切り抜くことをトリミングと言ったりクロップと言ったりしますが、明確な違いは無いようです。

Pillow(PIL)モジュールではクロップを使います。

im_crop = im.crop([box])

変数

内容

im

Image

切り抜かれるImageオブジェクト。

box

tuple

省略可。既定値はNone。切り抜く範囲を示すタプル。

im_crop

Image

切り抜いたImageオブジェクト。

boxはintを4つ並べたタプルで指定します。つまり、(left, upper, right, bottom)です。

トリミング(クロップ)の実施例

以前の投稿 で作った画像から、一部を切り抜いてみます。

元の画像はこの プロ生ちゃん の画像です。

元画像

この画像の大きさは500x300なのですが、ここからプロ生ちゃんの絵を中心に300x300で切り抜いてみます。

>>> from PIL import Image
>>> im = Image.open('original.png')

>>> im_crop = im.crop((28,0,328,300))

>>> im_crop.save('result.png')

できました。

結果画像

公開日

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