Excelで文字列の最後の1文字を削除する
Excelのワークシート関数を使って、セルの文字列の最後の1文字を削除します。
目次
文字列の最後を削除したくなる例
部品の番号って、最後にサフィックスが付いてますよね。
例えばCore i7 9700Kの最後のKのことです。昔はSとかTとかがあって、同じ系統なんだけどちょっと違うということを表していました。
このサフィックスが集計の際に邪魔になることがありますので、ワークシート関数で削除してみます。
Leftを使って文字列の左側を取り出す
文字列の左側を取得するわけですから、基本的にはLEFT関数を使います。
ret = left(string, count)
変数 |
内容 |
---|---|
string |
元の文字列 |
count |
取り出す文字数 |
ret |
結果 |
文字列の文字数が定まっている場合は、これでOKでしょう。
LenとLeftを組み合わせて様々な長さの文字列に対応する
たまによくあるのですが、品番の桁数がモノによって異なる場合があります。
流通でメーカーの品番を扱う場合なんかは、品番の桁数なんかばらばらなのではないでしょうか。
こういうとき、文字列に合わせていちいちleft関数の数字を調整なんてしてられません。 len関数を組み合わせてしまいましょう。 lenは文字列の長さをカウントする関数です。
ret = left(string, len(string) - 1)
文字列が別のセルに入っている場合は、stringのところをセルに置き換えてください。
len(string) - 1というのは、stringの長さから1引いた数値を計算するということです。この長さの文字列を元の文字列から取り出すということは、つまり最後の文字以外の文字を取り出すということです。
LenとLeftを組み合わせた実行例
こんな感じです。
公開日
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