C#でHello Worldしてみた

Visual Studio 2015 Express for Windows DesktopのC#で、Hello Worldしてみました。Express EditionよりもCommunity Editionの方が便利らしいのですが、先々仕事場で使うアプリを作りたくてExpress Editionを選択しました。

プロジェクトを作る

今回は、WindowフォームにHello Worldと表示するだけの極めて単純なアプリケーションを作ります。アプリケーションはプロジェクトという単位で管理しますので、まずHello World用のプロジェクトを作成します。Visual Studioを起動すると、このような画面が表示されます。左側の「新しいプロジェクト」をクリックします。 150921-1-01 そうすると、プロジェクトの種類を選択するウィンドウが開きます。ここで、テンプレートの中の「Visual C#」を選択し、「Windows フォーム アプリケーション」を選択して、「名前」欄にアプリケーションの名前を記入します。 150921-1-02 そうするとプロジェクトが生成され、このような画面になります。 150921-1-03

アプリケーションの表示レイアウトを作る

最初から表示されているForm1というのは、何も内容のない空のフォームですので、このフォームに部品(コンポーネント)を足していきます。今回は、Hello Worldという文字を表示するだけの機能があれば良いので、ラベルをフォームに配置します。 左上の「ツールボックス」をクリックすると、ツールボックスウィンドウが表示されます。その中にある「コモンコントロール」を開くと、「Label」というのがあります。これをドラッグして、フォームにドロップします。 150921-1-04

ラベルにテキストを設定する

フォームにドロップしたラベルは、「label1」と表示されています。この表示の内容を変更します。「label1」をクリックすると、右下側のプロパティウインドウが「Form1」から「Label1」に変わります。 150921-1-05 プロパティウィンドウの「Text」の項目を「Hello World」に書き換えてみます。そうすると、フォームに表示されているラベルコントロールの表記も「Hello World」に変わります。 150921-1-06

実行する

早速、実行してみましょう。メニューの「開始」をクリックすると、デバッグが始まって、エラーがなければアプリケーションが実行されます。 150921-1-07 今回作成したアプリケーションは、下図のようなアプリとして実行されます。 150921-1-08 生成されたアプリケーションは、プロジェクトのフォルダの下層にあるbin/Debugというフォルダに保存されます。このフォルダに保存された実行ファイル群にはデバッグ用のコードが含まれているとのことなので、配布するさいはDebugでなくReleaseモードでアプリケーションを作成してください。

公開日

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