VBScriptでテキストファイルに追記してみた

VBScriptで、テキストファイルに追記をしてみました。自家製スクリプトのログをとろうと思ったわけです。 試した環境は下記です。

  • Windows10

目次

  1. 背景
  2. 処理の流れ
    1. OpenTextFileメソッド
    2. WriteLineメソッド
  3. 試してみた

背景

VBScriptでまあまあ使いそうなスクリプトを書いたのですが、実際どれくらい使うのだろうということで、ログをとってみようと思ったわけです。そういうわけで、まずはテキストファルに追記してみました。

処理の流れ

  1. FileSystemObjectのオブジェクトを作ります。

  2. OpenTextFileメソッドでファイルを開きます。

  3. WriteLineメソッドで文字列と改行コードを書き込みます。

  4. ファイルをCloseします。

OpenTextFileメソッド

OpenTextFileメソッドにはいくつかのオプションがあります。

object.OpenTextFile(filename, iomode, create, format)

引数

内容

object

FileSystemObjectを指定します。

filename

ファイル名の文字列。

iomode

省略可。読み取り専用の場合は1、書き込み専用の場合は2、追記の場合は8を指定します。

create

省略可。ファイルが存在しない場合に、新しくファイルを作成する場合はtrueを、作成しない場合はfalseを指定します。規定値はfalseです。

format

今回は使いませんでした。ヘルプを参照してください。

戻り値はTextStreamオブジェクトです。

WriteLineメソッド

WriteLineメソッドは、指定した文字列と改行コードを書き込むメソッドです。

object.WriteLine(string)

引数

内容

object

TextStreamオブジェクトを指定します。

string

書き込む文字列。

試してみた

test.txtというファイルにテストという文字列を書き込むスクリプトを作ってみました。

dim fso
dim f

set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
set f = fso.OpenTextFile("C:\hogehoge\test.txt", 8, True)
f.WriteLine("テスト")
f.Close

とても単純です。 実行するとtest.txtが作成されて、ファイルの1行目にテストと書き込まれます。

公開日

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