VBScriptでテキストファイルに追記してみた
VBScriptで、テキストファイルに追記をしてみました。自家製スクリプトのログをとろうと思ったわけです。 試した環境は下記です。
Windows10
目次
背景
VBScriptでまあまあ使いそうなスクリプトを書いたのですが、実際どれくらい使うのだろうということで、ログをとってみようと思ったわけです。そういうわけで、まずはテキストファルに追記してみました。
処理の流れ
FileSystemObjectのオブジェクトを作ります。
OpenTextFileメソッドでファイルを開きます。
WriteLineメソッドで文字列と改行コードを書き込みます。
ファイルをCloseします。
OpenTextFileメソッド
OpenTextFileメソッドにはいくつかのオプションがあります。
object.OpenTextFile(filename, iomode, create, format)
引数 |
内容 |
---|---|
object |
FileSystemObjectを指定します。 |
filename |
ファイル名の文字列。 |
iomode |
省略可。読み取り専用の場合は1、書き込み専用の場合は2、追記の場合は8を指定します。 |
create |
省略可。ファイルが存在しない場合に、新しくファイルを作成する場合はtrueを、作成しない場合はfalseを指定します。規定値はfalseです。 |
format |
今回は使いませんでした。ヘルプを参照してください。 |
戻り値はTextStreamオブジェクトです。
WriteLineメソッド
WriteLineメソッドは、指定した文字列と改行コードを書き込むメソッドです。
object.WriteLine(string)
引数 |
内容 |
---|---|
object |
TextStreamオブジェクトを指定します。 |
string |
書き込む文字列。 |
試してみた
test.txtというファイルにテストという文字列を書き込むスクリプトを作ってみました。
dim fso
dim f
set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
set f = fso.OpenTextFile("C:\hogehoge\test.txt", 8, True)
f.WriteLine("テスト")
f.Close
とても単純です。 実行するとtest.txtが作成されて、ファイルの1行目にテストと書き込まれます。
公開日
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