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C#へのMicrosoft.TeamFoundation.Controlsの参照の追加について

Microsoft.TeamFoundation.Controlsを使うのには注意が要るようですので、メモっておきます。といいますか、私は使うのをあきらめました。

目次

  1. Visual Studio 2015 Express for Windows DesktopでMicrosoft.TeamFoundation.MVVM名前空間を使う
  2. Microsoft.TeamFoundation.Controls.dllの使用は要注意

Visual Studio 2015 Express for Windows DesktopでMicrosoft.TeamFoundation.MVVM名前空間を使う

C#のWPFアプリでMVVMでプログラムを書こうとして調べてみると、「Microsoft.TeamFoundation.Controlsへの参照を追加して、usingでMicrosoft.TeamFoundation.MVVM名前空間を追加する。」的な解説があったりします。 ということで、ソリューションエクスプローラーの「参照」を右クリックして、右クリックメニューから「参照の追加」を選びます。そうすると「参照マネージャー」ダイアログが開いて、「アセンブリ」→「拡張」を選ぶとリストの中にMicrosoft.TeamFoundationControlが・・・無いです。 160124-3-01 Expressだから無いのかと一瞬考えましたが、PCの中を検索したらMicrosoft.TeamFoundation.Controls.dllがありました。エクスプローラーでファイル名を検索してフォルダを控えておいて、「参照マネージャー」ダイアログの「参照」ボタンからMicrosoft.TeamFoundation.Controls.dllを選択してください。ソリューションエクスプローラーの「参照」にMicrosoft.TeamFoundation.Controlsが追加されます。 160124-3-02 そうすると、usingでMicrosoft.TeamFoundation.MVVM名前空間を利用できるようになります。

Microsoft.TeamFoundation.Controls.dllの使用は要注意

そもそもMicrosoftがMVVMを推しているはずなのに、なんでこんなに手間がかかるのかなと思ってググってみました。 Visual StudioサポートチームブログのMicrosoft.TeamFoundation.MVVM 名前空間の利用についてに解説が書かれています。以下に引用します。

本名前空間は .NET Framework には含まれておらず、DLL 単体での再配布も許諾されておりません。このため、本名前空間を利用するアプリケーションは Visual Studio やチーム エクスプローラーがインストールされた環境でのみご利用いただけるものとなりますのでご注意ください。

.NET Frameworkに含まれていなければ、アプリの配布の際にDLLも配布しないとなりません。でもDLLの再配布は不可とのことです。回避する方法としては、アプリの配布先にVisual Studioをインストールを・・・できないですね。 というわけで、Visual StudioをインストールしたPCで勉強用に使うなら問題ありませんが、他のPCでも使う前提でのアプリの制作にはMicrosoft.TeamFoundation.Controls.dll/Microsoft.TeamFoundation.MVVMは使わないようにしましょう。

公開日

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