NHKのAIの番組を見て考えたことなど

NHKのマネーワールドという番組を見て、ベーシックインカムについて少し考えてしまいました。

きっかけは ちょまどさんのツイート です。

NHKのマネーワールドという番組は、いわゆるNHKスペシャルの中のシリーズのものです。私が見たのは 仕事がなくなる!? という回です。

AIとロボットによって人間の仕事が奪われる、という内容です。

AIとロボットによって人間の今の仕事が無くなっていくというのは、そうだろうなあと思います。それ以外の部分で考えてしまうことがありました。

新井教授は資本家が資本の分配をすべきと仰ってましたが、それは資本家の役割なのでしょうか。 再配分の仕組みを作るのは政治の仕事じゃないのでしょうか。資本家に直接働きかけるのではなく、資本家と政治家がつながらないように監視するのが、ジャーナリズムや専門家の役割なのではないでしょうか。

これの実際の対策としてベーシックインカムの紹介があって、番組内では財源をどうするかという話に集中していました。すでにカナダで実験が行われているということで、カナダでの実験の紹介がありました。

そのカナダでのベーシックインカムの実験の紹介で、ものすごいハードルがあるのだなあという例が出てきました。

実験台としてベーシックインカムが支給される男性が、銀行をやめロゴのデザインを始めたのです。ベーシックインカムを得て自分のしたいことをする。これ自体は想定されているものです。

実際に彼の作ったロゴはいくつかの企業に採用されたのですが、男性はロゴでは収入を得ていないとのことです。

あれ?男性の収入になっていないということは、ロゴの価格が採用の判断材料の一つになった可能性が高いですね。コンペなどなら、対価が支払われますよね。ということは、デザイナーの仕事がベーシックインカムに奪われたとも考えられます。

これはつまり、資本家が労働者のベーシックインカムをあてにするということです。資本家に限らず、誰もがこういう行動をとるはずです。

絵師さんたちのクライアントとのやりとりを嘆くツイートをみてると、とてもそう感じます。

ベーシックインカムは、完全に独立した経済圏を作らないと成立しないのかもしれません。 「AIの遺電子」という漫画にそういう話がありましたね。

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