中間管理録トネガワ 1巻

「カイジ」のスピンオフ作品です。帝愛グループの幹部(中間管理職)である「利根川幸雄」の苦悩と苦闘の日々を描いた漫画です。「カイジ」との落差がすごい。

  • 中間管理録トネガワ 1巻
  • 萩原天晴 橋本智広 三好智樹 福本伸行
  • 講談社
紹介
まずは自己紹介です。確かに、鈴木さんとか佐藤さんとか同姓の人が多かったりすると大変ですよね。
注油
会長の課題に対して、アイデア会議をします。ブレーンストーミングの基本ですね。
択一
ブレーンストーミングで出たアイデアを絞り込みます。絶対権力者(会長)が居るとやりにくいっっ。
余興
親睦を深めるためにバーベキューをします。張り切る上司と引き気味の部下のコントラストが、あるある。
乱切
バーベキューの続きです。さび付いた鉄板の代わりにバーベキューに使ったコンロとは。
代案
親睦を深めたところで、再度アイデア会議をします。
立直
ここで「カイジ」で採用されるゲームが提案されます。無理矢理修正を盛り込むあたりが、利根川が出世した所以かもしれません。
終章
原作者 福本伸行さんの書き下ろしです。会長が帝愛グループのシンボルマークを変えようと言い出します。黒服達が提案したアイデアを排して会長が考えた新しいシンボルマークのアイデアとは。これ、2020年を過ぎたら、オチがわかる人が減るかも。

中間管理職の気持ちのあるあるな感じの漫画で、面白いです。本編を読んでからの方が良いです。