会社員の彼氏と作家の彼女の話です。前半は彼氏の目線、後半は彼女の目線で描かれます。
前半は雑誌に掲載されたもので後半が書き下ろしだそうなのですが、前半だけでも一つの作品のように思ったし、全部通して読むと併せて一つの作品にも感じました。
最後にダメ押しがあって、それによってささやかな希望が感じられるような終わり方になっています。