Q.E.D. iff 1巻

天才高校生と活発な女子高生がいろいろな事件を解決していく、ミステリー漫画です。基本的に、1話ずつ話が完結します。Q.E.D.として連載されていたのですが、掲載誌のリニューアルに合わせて漫画の方もリニューアルという感じですね。

  • Q.E.D. iff 1巻
  • 加藤元浩
  • 講談社
iff
彫刻家がアトリエで殺されました。出入り口は1つだけで、入り口の扉は管理されています。そうすると第1発見者が一番怪しいのですが、何か引っかかります。主要登場人物の「燈馬想」と「水原可奈」「水原幸太郎」の紹介の回といった感じです。iffとは同値(「AであるときBである」と「BであるときAである」が成り立つ場合を同値とする)であるという説明があります。この漫画はミステリーですよ、という宣言なのかも。
量子力学の年に
山奥の社でミイラが見つかります。昔に麓にあった新興宗教の教祖だったようです。なぜそこで死亡するに至ったか、新興宗教で何があったのか、推理していきます。シュレーディンガーの猫やコペンハーゲン解釈が出てきます。教祖が科学(数学)に興味津々なのが面白いです。