おおきく振りかぶって 27巻

埼玉県の公立高校を舞台にした、高校野球の漫画です。

  • おおきく振りかぶって 27巻
  • ひぐちアサ
  • 講談社

千朶高校との試合が終わり、中間テストに突入します。試験期間は部活がないので、農家の「田島」の家で自主練をすることになりました。大家族の田島家の習慣につられてお互いに名前で呼び合うようになります。ただ、怪我を心配して「三橋」に投げさせたくない「阿部」と、特投げを薦めるコーチの間で意見が対立します。はたして「三橋」の投球練習はどうなるのでしょうか。

巻末に、「三橋の父」が三橋家と和解してから「三橋の母」が三橋家に馴染む様子と、普段の田島家の様子が少し描かれます。 表表紙と裏表紙も、田島家の様子です。

怪我に対する考え方が出てくるのですが、賛成する人も反対する人も居ると思います。私はスポーツをしている(していた)わけでも、医学に詳しいわけでもありませんが、本書の意見には全面的には賛成できません。バランスを取ることは必要ですが、いくらバランスを取ってもオーバーワークはオーバーワークだと思うのです。