デザイン・ストラクチャー・マトリクス DSM¶
- デザイン・ストラクチャー・マトリクス DSM
- Steven D.Eppinger, Tyson R.Browning
- 慶應義塾大学出版会
DSMというのは、要素を行と列に並べて、星取り表にように各要素の関連を描き出すというものです。複雑なシステムの悪要素のつながりを可視化するわけです。
分量が大きくて、読みきれませんでした。 製品アーキテクチャ、組織アーキテクチャ、プロセスアーキテクチャ、マルチドメインアーキテクチャでのDSMの利用方法と事例が豊富に載っています。 ただし事例は沢山あるのですが、イマイチありがたみを感じられないのは、たぶん具体的にどのように改善してどのような効果があったかよくわからないからでしょうね。解説があれば、それを聞きながら読んだ方が良いです。そういう意味で、大学の講義の資料的な本です。