TiddlyWiki5のフィルタ¶
フィルタ¶
TiddlyWiki5でリストとかのマクロを使うときに、フィルタで絞り込みをします。
フィルタの基本書式¶
[フィルタの種類[条件]]
というふうに、角括弧を使ってフィルタを指定します。
フィルタの種類はtitleやtagなどがあります。何も指定しないと、titleを指定したとみなされます。
抽出条件を反転する¶
[!フィルタの種類[条件]]
のように、フィルタの種類の前に!を付けると、その条件でないものが抽出されます。
例えば、 [tag[hoge]] とすると、hogeというタグが付いたTiddlerが抽出されますが、 [!tag[hoge]] とすると、hogeというタグが付いていないTiddlerが抽出されます。
フィルタを複数の条件にする 「または」¶
スペースを1つ開けてフィルタを列挙すると、「または」の条件になります。
例えば、 [tag[hoge]] [tag[piyo]] とすると、hogeというタグ「または」piyoというタグが付いたTiddlerが抽出されます。
複数の条件で絞る「かつ」¶
フィルタの条件をスペースを挟まずに続けて書くと、「かつ」の条件になります。
例えば、 [tag[hoge]tag[piyo]] とすると、hogeというタグとpiyoというタグの両方のタグが付いたTiddlerが抽出されます。
さらに、 [tag[hoge]!tag[piyo]] とすると、hogeというタグが付き「かつ」piyoというタグが付いていないTiddlerが抽出されます。
「または」と「かつ」で角括弧の付け方が違うのが紛らわしいですが、要注意です。
フィルタから除外する¶
-を付けると、フィルタの抽出結果から除外されます。 例えば、 [tag[hoge]]
-ほげ1 とすると、hogeというタグのが付いていてかつ「ほげ」というタイトルを除いたTiddlerが抽出されます。
試してみた¶
hogeというタグが付いたTiddlerとpiyoというタグが付いたTiddlerと、両方のタグが付いたTiddlerを作ってみました。
で、リンクリストのマクロでフィルタを試してみると、下図のようになります。
表示例は、TiddlyWiki5.1.2 Firefox32 Androidです。